コラム基礎知識

外壁塗装から5年で再塗装が必要になるケースとは

2026-07-15

外壁塗装の一般的な耐用年数

外壁塗装の寿命は使用する塗料によって異なります。

  • ウレタン塗料:5〜8年
  • シリコン塗料:8〜15年
  • フッ素塗料:12〜20年
  • 無機塗料:20年以上
  • このため、ウレタン塗料を使用した場合は5年前後で再塗装の検討が必要になります。しかし、本来10年以上の耐用年数を持つ塗料を使ったのに5年で問題が発生する場合は、施工不良や外壁の状態に問題がある可能性があります。

    5年で再塗装が必要になる代表的なケース

    1. 塗料グレードが低かった

    施工時に「シリコン塗料」と説明を受けていても、実際には安価なウレタン系塗料が使用されていた場合です。見積書に塗料の品番が記載されていなかった場合に起こりやすいです。

    2. 下塗り処理が不十分だった

    下塗り材の選定ミスや塗布量不足があると、上塗り塗料が外壁に密着せず、早期に剥がれが発生します。特に旧塗膜の処理が不十分だと密着不良が起こりやすいです。

    3. 乾燥不十分での重ね塗り

    各工程間の乾燥時間が取られずに重ね塗りされた場合、塗膜内部から水分が蒸発して浮き・膨れが発生します。

    4. 外壁素材の劣化が著しかった

    施工前から外壁の劣化(クラック・腐食)が進んでいた場合、塗料だけでは補修できず、塗装後短期間でひび割れが再発することがあります。

    5. 立地条件が厳しい

    海沿いの塩害地域・日射量が多い南向き外壁・排気ガスが多い幹線道路沿いなどは、同じ塗料でも劣化が早まる場合があります。

    5年での再塗装が必要かどうかの判断

    以下の症状が複数見られる場合は、早めに専門業者に診断を依頼することをおすすめします。

  • チョーキング(外壁を手でこすると白い粉が大量に付く)
  • 塗膜の広範囲な剥がれ・浮き
  • 幅1mm以上のクラックが複数発生
  • 外壁素材が黒ずみ・コケに覆われている
  • 再塗装前に保証内容を確認

    もし施工後5年以内の問題であれば、施工業者の保証が適用できる可能性があります。まず保証書を確認し、業者へ連絡して無償補修の交渉をすることをおすすめします。

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