コラム基礎知識

ALCパネル外壁の塗装費用と注意点

2025-06-07

ALCパネルとは

ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)は、気泡を含む軽量気泡コンクリートのパネル材で、「ヘーベルボード」のブランド名でも知られています。断熱性・耐火性・遮音性に優れ、高級住宅に多く採用されています。

ALCパネルの外壁塗装が必要な理由

ALCパネルは非常に吸水性が高い素材です。塗膜が劣化して防水性が失われると、雨水が内部に浸入し、凍結・膨張による破損や雨漏りにつながります。10〜12年を目安に定期的な塗装メンテナンスが必要です。

ALC外壁塗装の費用相場

|---|---|

一般的なサイディング外壁と比べると、シーリング目地が多いためシーリング費用が高くなる傾向があります。

ALCパネルに適した塗料

ALCパネルには「弾性塗料」または「微弾性塗料」の使用が必須です。通常の硬質塗料では、ALC素材の微細なひびに追従できず、早期剥離の原因になります。

推奨塗料の種類

  • 弾性シリコン塗料ひびへの追従性が高く、コスパ良好(3,000〜4,000円/㎡)
  • 弾性フッ素塗料高耐久・長期保護が必要な場合(4,000〜6,000円/㎡)
  • 光触媒コーティング汚れにくさを重視する場合(要問合せ)
  • シーリング補修の重要性

    ALCパネルはパネルとパネルの間に目地(シーリング)が入っており、この目地の補修がALC塗装工事の要です。

  • 増し打ち既存シーリングの上から打つ方法(費用は安いが耐久性が低い)
  • 打ち替え既存シーリングを撤去して新しくする方法(推奨)
  • シーリングの劣化を放置すると、塗装をやり直しても雨漏りリスクが残ります。

    注意点:ALCパネル専門業者を選ぶ

    すべての業者がALC塗装の経験を持っているわけではありません。見積もり時に「ALC(ヘーベルボード)の施工実績はありますか?」と必ず確認してください。

    まとめ

    ALCパネルの外壁塗装は、弾性塗料の選択とシーリング補修が成功の鍵です。

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