コラム基礎知識

外壁塗装工事中の庭木・植栽の保護と業者への依頼

2026-07-09

庭木・植栽と外壁塗装の関係

外壁塗装の工事中は塗料のミストや高圧洗浄の水しぶきが庭木や植栽にかかることがあります。塗料が葉や幹に付着すると光合成が妨げられ、植物が枯れる原因になることもあります。工事前に業者としっかり打ち合わせて養生方法を確認しましょう。

影響を受けやすい植栽の種類

特に注意が必要なもの

  • 外壁に近い低木・生け垣(高さ1m以内)
  • ツル性の植物(壁に巻きついているもの)
  • 花壇の草花(根元まで養生が困難)
  • 比較的影響を受けにくいもの

  • 外壁から2m以上離れた高木
  • 葉が少ない冬季の落葉樹
  • 庭木・植栽の養生方法

    シート養生

    最も一般的な方法です。不織布シートやビニールシートで植物全体を覆い、塗料の付着を防ぎます。

  • メリット:コストが低く確実に保護できる
  • デメリット:遮光・通気が悪くなるため、長期間の養生は植物に負担がかかる
  • 費用:見積もりに含まれることが多い(別途の場合は1〜3万円)
  • 一時移動

    鉢植えの場合は、工事期間中に建物から離れた場所に移動させるのが最も確実な方法です。

    枝の剪定

    足場設置の邪魔になる枝は、工事前に剪定することをおすすめします。剪定費用は木の大きさにもよりますが、1本あたり5,000〜30,000円程度です。

    業者への依頼時の注意点

    工事前の打ち合わせで確認すること

  • 養生が必要な植栽の場所と範囲を業者と一緒に確認する
  • 養生の開始・終了タイミングを明確にする(養生が長くなると植物に悪影響)
  • 特に大切にしている植木・盆栽などは個別に伝える
  • 養生で守れない場合の対処

    ツル性植物が外壁に絡みついている場合は、塗装前に一度壁から外して束ねておく方法が有効です。工事後に改めて壁に誘引します。

    万が一塗料が付着した場合

  • 水性塗料が乾く前であれば水で洗い流す
  • 乾燥後は溶剤を使って拭き取るが、植物への影響が心配な場合は葉ごと取り除く
  • 大切な植木への大きな被害は業者への損害賠償請求の対象になります
  • 工事後のケア

    養生を外した後は植物の状態を確認し、葉の変色・萎れがあれば水やりと施肥で回復を促します。完全に枯れてしまった場合は業者に状況を報告し、対応を協議しましょう。

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