外壁塗装では「色」だけでなく「仕上がりの質感(テクスチャー)」も重要な選択肢です。同じ色でも、テクスチャーによって住まいの印象は大きく変わります。主な外壁テクスチャーの種類と特徴を解説します。
主な外壁テクスチャーの種類
**フラット(平滑仕上げ)**
凹凸のないシンプルな仕上げです。汚れが溜まりにくく、メンテナンスしやすいのが特徴です。モダン・スタイリッシュな外観に向いています。ただし、下地のひび割れや不陸が目立ちやすいというデメリットもあります。
**ローラー肌(スタンダード)**
ローラーで塗装した際に自然につく微細な凹凸の仕上がりです。多くの住宅で採用されているオーソドックスなテクスチャーで、コストパフォーマンスに優れています。
**砂壁状(スタッコ・吹付けタイル)**
細かい粒子を吹き付けた砂状の仕上げです。重厚感があり、高級感を演出できます。ただし、凹凸に汚れが溜まりやすく、後のメンテナンスコストが上がる場合があります。
**スプレーパターン(吹付け仕上げ)**
スプレーガンで塗料を吹き付けることで、ランダムな凹凸模様を作り出す仕上げです。デザイン性が高く、独自の表情を持つ外観になります。施工技術が必要で、職人の技量によって仕上がりが変わります。
**ヘアライン・かき落とし(左官仕上げ)**
左官職人が手作業で仕上げる伝統的なテクスチャーです。和風住宅や自然素材を活かした外観に向いています。コストは高くなりますが、唯一無二のデザインが得られます。
テクスチャーと塗料の組み合わせ
テクスチャーは下塗り材(微弾性フィラーなど)で形成し、その上に仕上げ塗料を塗るのが基本です。テクスチャーによって使用する材料が変わり、費用も異なります。
フラット仕上げは標準的な費用ですが、スタッコや意匠性塗料を使ったテクスチャー仕上げは標準より20〜40%程度コストが上がる場合があります。
既存テクスチャーの変更
既存のテクスチャーを全く別の仕上げに変えることも可能ですが、旧塗膜の除去や下地処理が必要になり、追加費用が発生します。現在のテクスチャーを活かした塗装が最もコストを抑えられます。
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