コラム塗料・製品

コーキング材の種類と特徴:変成シリコン・ウレタンなど

2026-06-09

コーキング材の種類と特徴:変成シリコン・ウレタンなど

外壁塗装を行う際に必ずと言っていいほど一緒に施工されるのが「コーキング(シーリング)」です。外壁の目地部分・窓周り・外壁材の継ぎ目を埋めるコーキングは、防水性を保つために非常に重要な役割を担っています。今回はコーキング材の種類と特徴、選び方を解説します。

コーキングとシーリングの違い

「コーキング」と「シーリング」はほぼ同じ意味で使われますが、厳密には材料充填用の「コーキング材」と防水・気密を目的とした「シーリング材」を区別する場合もあります。外壁塗装の文脈では同義で使われることがほとんどです。

主なコーキング材の種類と特徴

**1. 変成シリコン(MS-2系)**

外壁塗装で最もよく使われる素材です。

|---|---|

外壁塗装と同時施工する場合は変成シリコンが最も適しています。

**2. ウレタン系シーリング**

|---|---|

コストパフォーマンスが高いですが、変成シリコンより耐候性がやや劣ります。

**3. アクリル系シーリング**

|---|---|

外壁への使用は推奨されません。コストが安い分、耐久性が低く外壁では短期間で劣化します。

**4. シリコン系シーリング**

|---|---|

耐久性は高いですが、上から塗料を塗ると塗料が剥がれるため外壁目地には不向きです。

コーキングの「打ち替え」vs「打ち増し」

コーキングの補修方法には2種類あります。

**打ち替え**:既存のコーキングを全て撤去して新しいコーキングを充填。費用は高いが耐久性・密着性が高い。推奨される方法。

**打ち増し**:既存のコーキングの上から新しいコーキングを重ねる。費用は安いが既存コーキングの劣化が進むと数年で剥がれる。応急処置向け。

外壁塗装と同時施工する場合は「打ち替え」を選びましょう。費用は1m当たり500〜1,000円程度の追加ですが、10〜15年の防水性を確保できます。

適切なコーキングで外壁の寿命を延ばす

コーキングの劣化は雨漏りの入口になります。外壁塗装の際には必ずコーキングの状態確認と打ち替えを依頼し、使用する材料が変成シリコンかウレタン系かを確認しましょう。

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