コラム基礎知識

外壁のコケ・藻の発生原因と塗装前の除去方法

2026-07-10

外壁のコケ・藻はなぜ生える?放置するとどうなるか

外壁の表面にコケ(苔)や藻(もや・みどりの汚れ)が生えている住宅をよく見かけます。「見た目が汚い」だけでなく、外壁材の劣化を促進する原因となるため、早めの対策が必要です。本記事ではコケ・藻の発生原因・リスク・除去方法を解説します。

コケ・藻が生える原因

コケ・藻は水分と光さえあれば成長できる生命力の強い生物です。外壁に発生しやすい条件は以下のとおりです。

  • 日当たりが悪い面(北面)乾燥しにくくコケが繁殖しやすい
  • 湿度が高い環境川の近く・樹木に囲まれた立地・埼玉東部のような低地エリア
  • 塗料の防汚性・撥水性の低下築10年以上で塗膜が劣化している外壁
  • 外壁材の表面が粗いモルタル外壁やサイディングの目地部分
  • 春日部・越谷・草加などの埼玉東部エリアは荒川・元荒川流域で湿度が高く、コケ・藻が発生しやすい地域的特性があります。

    放置するリスク

    コケ・藻を放置すると以下の問題が生じます。

  • 外壁材の表面を徐々に侵食し、ひびや欠損が生じやすくなる
  • 水分を含んだ状態が続き、外壁材の腐食・膨れを促進する
  • 美観の低下により住宅の資産価値が下がる
  • 放置期間が長いほど除去が難しくなり、清掃費用が高くなる
  • コケ・藻の除去方法

    **1. 高圧洗浄**

    外壁塗装の前処理として必ず行う工程で、高圧洗浄機(15〜150MPa)で外壁表面の汚れ・コケ・旧塗膜を除去します。軽度のコケ・藻であれば高圧洗浄だけで除去できることが多いです。

    **2. バイオ洗浄(薬剤洗浄)**

    頑固なコケ・藻には専用の防カビ・防藻洗浄剤を使用します。薬剤を塗布して一定時間おいた後、高圧洗浄で洗い流します。高圧洗浄だけより除去効果が高く、再発防止にも効果的です。費用は高圧洗浄のみより1〜3万円程度高くなります。

    **3. 手作業による清掃**

    入り組んだ箇所や繊細な外壁材(木材・タイルなど)には、ブラシや雑巾での手作業清掃が必要な場合があります。

    塗装前処理の重要性

    コケ・藻が残った状態で塗装しても、塗料の密着性が低下し、短期間で塗膜が浮いたり剥がれたりします。除去が不十分な場合は塗装後にコケが再発するケースも多いです。「高圧洗浄はしっかりやりますか」「バイオ洗浄は含まれていますか」と業者に確認しましょう。

    再発を防ぐ塗料の選び方

    防藻・防カビ性能の高い塗料を選ぶことで、コケ・藻の再発を抑制できます。日本ペイントの「パーフェクトトップ」、関西ペイントの「アレスダイナミックTOP」などは防汚性能に優れた製品です。

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