外壁のコケ・カビを防ぐには塗料と環境の両方から対策する
外壁にコケや黒カビが繁殖すると、見た目が悪くなるだけでなく、塗膜の劣化を早め、外壁材そのものを傷める原因になります。コケ・カビを防ぐには、適切な塗料の選択と周辺環境の改善の両方が重要です。
コケ・カビが発生しやすい条件
防藻・防カビ機能付き塗料の選び方
#### シリコン系防藻塗料(価格:中程度)
シリコン樹脂に防藻・防カビ剤を配合した塗料です。耐用年数は10〜12年程度。費用は30坪住宅で85〜105万円が目安です。コストパフォーマンスが良く、埼玉東部エリアの住宅に広く使われています。
#### フッ素系防藻塗料(価格:高め)
耐久性が高く、防汚・防藻機能が長期間持続します。耐用年数は15〜18年程度。30坪住宅で100〜130万円が目安です。コケの再発が繰り返されている住宅に特に有効です。
#### 無機系塗料(価格:最高級)
無機物(ガラス・セラミックなど)を主成分とし、コケ・カビが付着しにくい表面を形成します。耐用年数は20年以上とも言われますが、30坪住宅で130〜170万円程度と高コストです。
環境面の改善ポイント
**樹木・植え込みを外壁から離す**
外壁から30cm以上離れた位置に樹木を剪定・移植することで、外壁への湿気の付着を減らせます。
**軒下・庇の延長を検討する**
外壁に直接雨水が当たる量を減らすことで、コケ・カビの発生環境を改善できます。
**水切りを設ける**
基礎と外壁の境目に水切り板金を設けることで、雨水の跳ね返りによる汚染を防ぎます。
施工前の高圧洗浄が重要
コケ・カビが発生している外壁は、塗装前に必ず高圧洗浄で除去する必要があります。洗浄を省略すると新しい塗料が密着せず、早期剥離の原因になります。
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