コラム基礎知識

軟質・硬質ウレタン防水と屋根防水塗装の選び方

2025-08-29

屋根・ベランダの防水工事の種類

住宅の屋根やベランダ・バルコニーの防水には、大きく分けて「ウレタン防水」と「防水塗装」の2種類があります。この2つは似ているように見えますが、目的・工法・耐久性が異なります。

ウレタン防水とは?

ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水膜を形成する工法です。つなぎ目なく施工できるため、複雑な形状の屋根やバルコニーにも対応できます。

軟質ウレタン防水

  • 特徴柔軟性が高く、建物の動きや熱膨張に追従しやすい
  • 適している場所ベランダ・バルコニー・陸屋根(フラット屋根)
  • 耐用年数10〜15年
  • 費用目安(20㎡)8〜15万円
  • 硬質ウレタン防水(断熱ウレタン吹付)

  • 特徴スプレーで吹き付けて固化。断熱性が高く、外断熱工法に使用
  • 適している場所外壁断熱・屋根断熱・地下室防水
  • 耐用年数20〜30年(断熱材として)
  • 費用目安(外壁・30坪)150〜250万円
  • 外壁リフォームの文脈で「軟質ウレタン」「硬質ウレタン」と言う場合、硬質ウレタンは断熱目的・軟質ウレタンは防水目的で使われることが多いです。

    防水塗装(塗膜防水)とは?

    防水塗装とは、防水性のある塗料を屋根や外壁に塗布する工法です。ウレタン防水に比べて薄い膜を形成しますが、塗装と防水を同時に行えるコストパフォーマンスの高い工法です。

    防水塗料の種類

    塗料の種類特徴耐用年数
    シリコン防水塗料コスパ良好・標準的10〜15年
    フッ素防水塗料高耐候・高耐久15〜20年
    ゴム系防水塗料柔軟性高・ひび割れに強い8〜12年
    弾性塗料下地のひび割れに追従10〜15年

    工法の比較

    項目ウレタン防水防水塗装
    防水性能高い(厚膜形成)中程度
    耐用年数10〜15年8〜15年
    費用(20㎡)8〜20万円4〜10万円
    施工の手間やや複雑比較的簡単
    適した場所陸屋根・バルコニー傾斜屋根・外壁

    どちらを選ぶべきか?

    ウレタン防水を選ぶケース

  • バルコニー・ベランダ・陸屋根(水が溜まる構造)
  • 過去に雨漏りが発生したことがある
  • 既存の防水層が劣化・剥離している
  • 防水塗装を選ぶケース

  • 傾斜屋根(スレート・コロニアル)
  • 外壁の防水性向上が目的
  • 費用を抑えたい(ウレタン防水より安価)
  • 外壁塗装と同時に施工したい
  • 費用目安(屋根防水工事・30坪)

    工法費用目安
    屋根防水塗装(シリコン)25〜45万円
    屋根防水塗装(フッ素)35〜60万円
    ウレタン防水(密着工法)40〜70万円
    ウレタン防水(通気緩衝工法)50〜90万円

    まとめ

    軟質ウレタン防水は水が溜まるバルコニー・陸屋根向け、硬質ウレタンは断熱目的、防水塗装は傾斜屋根・外壁の防水強化に適しています。場所と目的に合わせた工法を選ぶことが、コストパフォーマンス最大化のポイントです。

    塗りくらべーるで無料相見積もりを申し込めば、防水工事・屋根塗装の実績豊富な優良業者を複数比較できます。適切な防水工法の選択にぜひご活用ください。

    💡 同じ工事でも業者によって30〜50万円の差が出ることも

    1社だけに頼むと

    適正価格が
    わからない

    相見積もりを取ると

    最大50万円
    節約できることも

    塗りくらべーるでは職人目線で審査した優良業者4社に、まとめて無料で依頼できます。

    費用シミュレーターで目安を確認することもできます

    費用シミュレーターを試す →