コラム塗料・製品

低臭・無臭の外壁塗料の選び方と商品比較

2026-07-13

外壁塗装の臭いが心配な方へ

外壁塗装中の溶剤の臭いは、施主や近隣住民にとって気になる問題です。低臭・無臭タイプの塗料を選ぶことでこの問題を大幅に軽減できます。

塗料の臭いが発生する原因

塗料の臭いは「揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)」が気化することで発生します。特に溶剤系(油性系)の塗料はVOCを多く含むため、臭いが強くなります。

臭いの強さの比較

塗料の種類臭いの強さ特徴
溶剤系(油性)強い耐久性高・密着性高・VOC多い
弱溶剤系中程度バランス型・最も普及
水性(水溶性)弱い低VOC・臭い少・環境配慮
水性フッ素系非常に弱い高性能+低臭のハイグレード

低臭・無臭タイプの代表的な塗料

日本ペイント:パーフェクトトップ(水性)

水性のシリコン系塗料で、臭いが少なく住宅地でも安心して使用できます。耐久性はシリコン系相当(10〜15年)で、コストパフォーマンスが高い商品です。

関西ペイント:アレスダイナミックTOP

水性のシリコン系塗料で防藻・防カビ性能が高く、臭いも抑えられています。埼玉東部のような湿潤環境に適しています。

SK化研:クリーンマイルドシリコン(水性)

「クリーン」の名の通り、低臭性と防汚性を両立した水性塗料です。超低汚染性で外壁の美観を長期間維持します。

水性塗料の弱点と対策

水性塗料は溶剤系に比べて以下の弱点があります。

  • 気温5度以下では施工が難しい(冬季の施工に注意)
  • 旧来の溶剤系塗料の上に塗ると密着不良を起こす場合がある
  • 業者に「水性塗料を使いたい」と伝え、既存塗膜の確認と適切な下塗り材の選定を依頼することが重要です。

    近隣への配慮が必要な場合

    マンション・集合住宅・住宅密集地での工事では、低臭塗料の使用が近隣トラブルを防ぐポイントになります。事前に近隣挨拶を行い、使用する塗料の種類も説明できると印象が良くなります。

    臭いが少ない工期中の工夫

  • 窓・換気口への養生(マスキング)を徹底する
  • 塗料を薄め過ぎず、適切な希釈率を守る
  • 風通しの良い日に塗装作業を行う
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