コラム塗料・製品

外壁塗装の下塗り材完全ガイド:用途別の選び方

2026-09-25

外壁塗装の下塗り材完全ガイド

外壁塗装の品質を決めるのは仕上げの塗料だけではありません。むしろ「下塗り材」の選択が塗装の耐久性・密着性に大きな影響を与えます。本記事では下塗り材の種類と用途別の選び方を詳しく解説します。

下塗り材の役割

外壁塗装は基本的に3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)で行います。下塗り材の主な役割は以下の通りです。

  • 外壁素材と上塗り塗料の密着性を高める
  • 外壁素材の吸い込みを止める
  • ひびや凹凸を補修・平滑化する
  • 防錆・防水効果を付与する
  • 下塗り材の主な種類

    1. シーラー(浸透型)

    **特徴**

  • 外壁素材に深く浸透して密着性を向上させる
  • 塗膜の薄い液状タイプが多い
  • **適した外壁素材**

  • 窒業系サイディング
  • コンクリート・モルタル
  • ALC(軽量気泡コンクリート)
  • **主な製品と費用目安**

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    2. フィラー(肉厚型)

    **特徴**

  • 粘度が高く、微細なひびや凹凸を埋める効果がある
  • 弾性フィラーはひびに追随する柔軟性がある
  • **適した外壁素材**

  • モルタル外壁(微細ひびが多い場合)
  • 旧塗膜が劣化したコンクリート壁
  • **費用目安**:1平米あたり350〜600円

    3. プライマー(防錆型)

    **特徴**

  • 金属面の錆を防止する
  • 鉄部・アルミ部への密着性を高める
  • **適した素材**

  • 鉄製雨戸・門扉
  • アルミサッシ周辺の鉄部
  • スチール製のシャッター
  • **費用目安**:1平米あたり400〜700円

    4. バイオ系シーラー

    **特徴**

  • カビ・藻・コケの除去と再発防止に特化
  • 防菌・防藻成分を配合
  • **適した状況**

  • 北面・日陰で生物汚染が著しい壁面
  • 川沿い・池沿いの湿度が高い住宅
  • **費用目安**:1平米あたり300〜500円

    外壁素材別・推奨下塗り材一覧

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    下塗り材を省略するとどうなる?

    下塗り材を省略または手抜きした場合、以下の問題が発生することがあります。

  • 塗料が外壁素材に密着せず、短期間で剥がれる
  • 塗料が素材に過剰吸収されて発色が悪くなる
  • 防水効果が低下して雨水が浸入しやすくなる
  • 適切な下塗り材の選択と施工は、外壁塗装の耐久年数を大きく左右します。

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