内陸部でも塩害が起きる?
「塩害は沿岸部だけの問題」と思われがちですが、内陸部の埼玉東部でも塩害のリスクがゼロではありません。その理由を解説します。
大気中の塩分
海岸から数十キロ離れていても、大気中に微量の塩分(海塩粒子)が含まれています。埼玉東部は直接的な海風は受けにくいですが、台風通過時に塩分を含んだ強風が内陸まで運ばれることがあります。
融雪剤(塩化カルシウム)
冬期、道路に散布される融雪剤(塩化カルシウム)が車のタイヤや風によって建物の外壁・基礎部分に付着します。特に道路に面した外壁下部や金属部材(サッシ・雨樋・霧よけ等)に錆や腐食が生じやすくなります。
塩害に強い塗料の種類
フッ素系塗料
フッ素樹脂の優れた耐候性は塩分にも強く、塩害地域でも広く使われています。耐用年数は15〜20年で、塗膜が長期間維持されるため塩分による劣化も抑えられます。
無機系塗料
無機物をベースにした塗料は耐薬品性・耐候性が高く、塩分にも強い特性があります。耐用年数20〜25年が目安で、長期的なメンテナンスコストを削減できます。
弾性塗料
外壁の微細なクラックを補修しながら防水する弾性塗料も、塩分の侵入を防ぐ効果があります。特にモルタル外壁の住宅に向いています。
金属部材の塗装も重要
塩害対策では外壁だけでなく、金属部材のサビ止め塗装も欠かせません。
塗料選びのチェックポイント
まとめ
内陸部の埼玉東部でも融雪剤や大気中の塩分による塩害リスクがあります。長持ちする外壁を目指すなら、フッ素系・無機系塗料の選択と金属部材のサビ止め処理を合わせて検討してください。
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