コラム基礎知識

ペットがいる家での外壁塗装:臭い対策と安全な塗料選び

2026-06-27

ペットがいる家での外壁塗装の注意点

犬・猫・小鳥などのペットがいる家庭では、外壁塗装の際に「臭いが心配」「ペットへの影響は?」という声が多く聞かれます。適切な塗料選びと工事中の対策を取れば、ペットへの影響を最小限に抑えることができます。

外壁塗装の臭いの原因と種類

外壁塗装で使用される塗料には大きく2種類あります。

水性塗料

シンナーを使用しない水性塗料は、乾燥中の臭いが比較的少なく、人やペットへの刺激も少ないとされています。現代の外壁塗装では水性塗料が主流であり、ほとんどの場合はこちらが使用されます。

油性塗料(溶剤系)

シンナー(有機溶剤)を使用する油性塗料は揮発性有機化合物(VOC)が多く、強い刺激臭があります。犬・猫の嗅覚は人間の数千〜数万倍ともいわれ、臭いのストレスが大きくなります。

ペットへの影響が懸念される成分

  • VOC(揮発性有機化合物)吸入すると目・喉・呼吸器への刺激になる
  • TDI(トルエンジイソシアネート)ウレタン系塗料に含まれる場合があり、高濃度吸入は有害
  • 重金属系防カビ剤古い塗料に含まれる場合があるが、現代の塗料では使用されないものがほとんど
  • ペットに配慮した塗料の選び方

    低VOC水性塗料を選ぶ

    「低VOC」「環境対応型」「F☆☆☆☆(フォースター)」の表示がある塗料を選びましょう。これらは有害物質の発散量が少なく、ペットへの影響を抑えられます。

    代表的な低VOC外壁用塗料

  • 日本ペイント「パーフェクトトップ」(水性・低VOC)
  • 関西ペイント「アレスダイナミックTOP」(水性・低臭)
  • エスケー化研「クリーンマイルドシリコン」(水性)
  • 工事中のペット対策

    1. 工事中はペットを別室・外出させる

    足場の設置・高圧洗浄・塗装作業中は、できるだけペットを別の部屋か外出先(ペットホテルなど)に連れ出しましょう。特に鳥類は呼吸器が繊細で塗料ガスに弱いため、工事期間中は自宅内に置かないことをおすすめします。

    2. 換気を徹底する

    水性塗料であっても乾燥中は換気が重要です。窓を開けて空気を入れ替えましょう(ただし、塗料が乾燥するまでは工事担当者に確認を)。

    3. 塗料の乾燥を確認してから室内に戻す

    塗装完了後、十分な換気を行い臭いが薄まってからペットを室内に戻しましょう。一般的な水性塗料は24〜48時間で乾燥します。

    業者への事前確認事項

  • 使用する塗料のVOC含有量・品番を確認
  • 低臭・低VOC塗料への変更が可能かどうか
  • 工事中の換気計画について
  • まとめ

    ペットがいる家庭での外壁塗装は、低VOCの水性塗料を選び、工事中はペットを別の場所に移すことで安全に対応できます。業者へ事前に使用塗料のVOC含有量を確認し、ペットへの配慮を依頼しましょう。

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