コラム塗料・製品

水性塗料と油性塗料の違いとおすすめの使い分け

2026-06-25

水性塗料と油性塗料の基本的な違い

外壁塗装の塗料は「溶剤(シンナー)」を使う油性塗料と、「水」を使う水性塗料に大別されます。近年は水性塗料の品質が飛躍的に向上し、外壁塗装では水性塗料が主流になっています。

水性塗料のメリット・デメリット

メリット

  • 臭いが少ない有機溶剤を使わないため、施工中の臭いが大幅に少なく近隣への配慮がしやすい
  • 環境への影響が小さいVOC(揮発性有機化合物)の排出量が少なく、環境に優しい
  • 乾燥後の安全性が高い硬化後は溶剤が残らないため、子どもやペットへの影響が少ない
  • 価格が手ごろ一般的に油性に比べてやや安価
  • デメリット

  • 低温環境での施工に制限あり5℃以下では塗膜が正常に形成されないため、冬季施工に制約がある
  • 密着性がやや劣る旧塗膜が油性系の場合、密着不良を起こすことがある(プライマーで対応可能)
  • 油性塗料のメリット・デメリット

    メリット

  • 密着性が高い金属面や旧油性塗膜への密着性に優れている
  • 低温でも施工可能水性に比べて低温環境での施工適応範囲が広い
  • 耐候性が強いフッ素系・無機系の油性塗料は特に過酷な環境に強い
  • デメリット

  • 臭いが強いシンナーを使用するため施工中の臭いが強く、換気が必要
  • 環境負荷が大きいVOCの排出量が多く、環境規制が強化される中で使用が制限される傾向
  • 価格が高め材料費・廃棄費用が水性より高くなりやすい
  • 費用の目安比較

    |---|---|---|

    どちらを選ぶべきか

    **一般的な戸建て住宅**には、現代の高性能水性シリコン・フッ素塗料で十分です。臭いが少なく近隣への配慮ができ、環境負荷も低いため多くの家庭に適しています。

    **鉄部・金属屋根・既存油性塗装面**には、密着性の観点から油性塗料が適している場合があります。業者に現地確認してもらい最適な塗料を選びましょう。

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