光触媒塗料は太陽光(紫外線)に反応して汚れを分解し、雨水で洗い流すセルフクリーニング機能を持つ高機能塗料です。1990年代に日本で開発されて以来、メンテナンスの手間を省きたい住宅オーナーから注目を集めています。
光触媒の仕組みは酸化チタン(二酸化チタン)という物質が太陽光の紫外線に反応して活性酸素を生成し、外壁に付着した有機物(油汚れ・カビ・排気ガス成分など)を分解するというものです。分解された汚れは雨水が降ると外壁の親水性塗膜によって洗い流されます。日当たりが良く雨が定期的に降る地域では特に効果を発揮します。
費用は通常のシリコン塗料と比較して1.5〜2倍程度高くなります。30坪住宅の外壁に光触媒塗料を使用した場合の費用目安は80〜130万円程度(足場含む)です。耐用年数は15〜20年程度が目安で、長期的に洗浄コストが節約できることを考えると費用対効果は高い傾向があります。
光触媒塗料が特に向いている住宅は、道路沿いで排気ガスが付着しやすい環境・近くに工場や建設現場がある埃が多い環境・カビや藻が発生しやすい日照の少ない面などです。
一方で注意点もあります。光触媒の効果は紫外線(太陽光)を必要とするため、日当たりが悪い北面や常に日陰になる面では効果が限定的です。また光触媒が有機物を分解する性質から、木部や有機系シーリングとの相性が悪く、施工の際に隣接する素材への影響を考慮する必要があります。
塗りくらべーるでは光触媒塗料の施工実績がある業者をご紹介しています。お住まいの環境と合わせて最適な塗料を提案してもらいましょう。