雨樋(あまどい)は屋根の雨水を地面や排水溝へ誘導する重要な設備です。劣化した雨樋を放置すると、外壁への水はねによるシミや基礎への雨水浸入を招く恐れがあります。外壁塗装のタイミングで状態を確認し、必要であれば同時に補修・交換を行いましょう。
雨樋の主な劣化サインとして「変形・歪み」「ひび割れ・穴あき」「継ぎ目の外れ」「雨水のオーバーフロー(詰まり)」があります。変形や歪みは紫外線による樹脂の劣化や積雪・落葉の重みで発生します。ひび割れや穴は劣化が進んだサインで、補修またはパーツ交換が必要です。
雨樋のメンテナンスには「塗装」と「交換」の2つの選択肢があります。塗装は雨樋の素材が劣化しておらず変形や割れがない場合に有効で、UV保護と美観回復の効果があります。費用は1m あたり800〜1,500円程度です。一方、素材自体が脆化してひびや穴が生じている場合は交換が必要で、費用は1m あたり2,000〜4,000円程度(部品代+施工費)が目安です。
外壁塗装と同時に雨樋の塗装や交換を行う最大のメリットは足場代の節約です。雨樋は屋根の軒先に取り付けられているため、高所作業が必要です。外壁塗装で足場が設置されている間に雨樋の補修も行えば、追加の足場費用が発生しません。
また外壁と雨樋の色を合わせることで外観の統一感が増します。外壁の色を変えた際に雨樋の色が浮いてしまうことがありますが、同時施工なら色合わせも容易です。
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