外壁のサビ汚れはなぜ生じるのか
外壁に茶色や赤茶色のシミがついている場合、その多くは「サビ(錆)」が原因です。外壁自体が錆びることもありますが、外壁の外部に取り付けられた金属部品が錆びて、その錆が雨水とともに流れ落ちて付着するケースもあります。本記事ではサビ汚れの原因と対策を解説します。
サビ汚れの原因(発生源別)
**1. 鉄筋コンクリートの鉄筋錆び**
鉄筋コンクリート外壁でひびや中性化が進むと、内部の鉄筋が錆び始めます。錆びた鉄筋は体積が膨張し、コンクリートを内側から押し出す「爆裂」を引き起こします。これは構造的な問題であり、最も深刻なケースです。
**2. 外壁の金属パーツ(アンカーボルト・釘など)**
サイディング外壁を固定する釘やアンカーボルトが錆びると、雨水で流れ出して外壁にサビ跡を残します。特にガルバリウム鋼板でない普通の鉄釘を使用している古い住宅で多く見られます。
**3. 外部の金属製品(物干し竿・フェンス・雨樋金具など)**
サビた物干し竿が外壁に触れたり、フェンスのサビが雨水で流れ下って外壁に付着したりするケースです。外壁自体に問題はありませんが、見た目が悪くなります。
**4. 金属系外壁材(ガルバリウム鋼板サイディング)の経年錆び**
金属系サイディングは傷がつくとそこから錆びが発生します。切断面(端部)も錆びやすいポイントです。
サビ汚れの除去方法
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塗装工事でできる防錆対策
**1. 錆び止め塗料の使用**
鉄製の部材(雨樋金具・フード・手すりなど)に錆び止め塗料を下塗りとして使用することで、錆びの進行を抑制できます。油性さび止めやエポキシ系さび止めが代表的です。
**2. 外壁塗料の防錆機能**
シリコン系・フッ素系塗料は塗膜が厚く緻密なため、水分の浸入を防ぎ鉄釘などのサビの発生を遅らせます。
**3. 縁切り材の使用**
外壁に接触している金属製品(物干し)を交換するか、接触面にゴム製スペーサーや縁切り材を入れることでサビの移行を防げます。
爆裂が起きた場合の修繕
鉄筋の錆びによるコンクリートの爆裂は放置すると建物の耐久性に直接影響します。修繕手順は以下のとおりです。
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