外壁塗装を依頼する前に、自宅の外壁材の種類を把握しておくことが重要です。外壁材によって使用できる塗料・工法・メンテナンス周期が異なり、費用にも影響します。主要な3種類の特性と塗装の違いを解説します。
**窯業系サイディング**は現在最も普及している外壁材で、セメントと繊維を高温プレスして作られた板状の建材です。デザインが豊富で施工コストが抑えられる一方、ボードの継ぎ目(目地)に充填されたコーキングの劣化が早く、7〜10年で打ち替えが必要になります。塗り替え周期は塗料によって10〜20年が目安で、一般的な30坪住宅の外壁塗装費用は60〜100万円程度です。
**モルタル外壁**はセメント・砂・水を練り合わせた材料を左官で塗り付けた外壁で、主に昭和〜平成初期の住宅に多く見られます。継ぎ目がなくデザインの自由度が高い反面、乾燥収縮によるひび割れが起きやすいのが欠点です。弾性塗料を使用することでひび割れへの追従性を持たせることができます。塗り替え周期は7〜12年程度で、外壁の状態によって補修費用が大きく変わります。
**タイル外壁**はセラミック製のタイルを外壁に貼り付けた外壁で、耐久性・耐候性が高く塗装が不要と言われています。しかし「タイル自体の塗装は不要」でも「目地(タイルの継ぎ目)のコーキング」は劣化するため、定期的なコーキング補修が必要です。タイルの浮き・剥がれが生じた場合は貼り直し工事が必要になります。
自宅の外壁材が何かわからない場合は、業者の現地調査で確認してもらいましょう。塗りくらべーるでは各外壁材に対応した業者をご紹介しています。