コラム基礎知識

外壁の妻側(ケラバ)の塗装費用と劣化しやすい理由|雨漏りを防ぐ重要箇所の解説

2025-10-14

妻側(ケラバ)とは?

切妻屋根(三角屋根)の建物を正面や背面から見ると、屋根の斜面が見える「三角形の面」がありますが、この部分の外壁を「**妻側(つまがわ)**」または「**ケラバ**」と呼びます。

建物の横から見ると屋根が延びていて、正面から見ると三角形に屋根が見える——これが妻側です。

妻側(ケラバ)が劣化しやすい理由

1. 雨風の影響を正面から受ける

建物の長辺方向から吹く横雨(吹き付け雨)が妻側の外壁に直接当たります。軒先の出(屋根の出っ張り)が短い場合、外壁への雨水の当たりが特に多くなります。

2. ケラバ部材からの雨漏りリスク

屋根の端部(ケラバ)には板金や専用の木材が使われていますが、経年劣化でひび割れ・腐食が起きると雨水が妻側の外壁内部に浸入するリスクがあります。

3. 直射日光が長時間当たる

南向きの妻側は日照時間が長く、紫外線による塗膜の劣化が早い傾向があります。一方、北向きの妻側は日当たりが少ない分、苔・カビが繁殖しやすいという問題があります。

4. 風当たりが強い

妻側は風に対して正面を向いているため、強風時の雨水や汚れの影響を受けやすい構造です。

妻側の劣化サイン

  • チョーキング(手で触れると白い粉が付く)
  • ひび割れ(特に角部や窓周り)
  • 塗膜の剥がれ・浮き
  • 苔・カビ・藻の繁殖
  • ケラバ板金の浮き・変形・錆
  • 妻側の塗装・補修費用目安

    妻側だけを単独で補修することは稀で、多くの場合は外壁全体の塗り替え時に同時に行います。

    |---|---|

    妻側の塗装で重要なポイント

    シーリング(コーキング)の打ち替え

    妻側の外壁には多くの場合サイディングボードが使われており、その目地に充填されたシーリングが劣化するとそこから雨水が浸入します。シーリングの**打ち替え**(上から重ねる「増し打ち」ではなく、一度撤去して新しく施工する方法)が基本です。

    塗料グレードを上げる

    特に劣化が早い妻側には、南面と北面で塗料グレードを変えるのは難しいですが、全体として**フッ素以上のグレード**を選ぶことで次のメンテナンスサイクルを延ばすことができます。

    まとめ

    妻側(ケラバ)は外壁の中でも特に雨漏りリスクが高く、劣化が早い箇所です。外壁塗装の見積もりを取る際は、妻側の劣化状態を業者にしっかり確認してもらいましょう。

    塗りくらべーるで無料相見積もりを申し込めば、妻側の劣化状態を含めた適切な現地調査を行う業者を複数比較できます。気になる方はお気軽にご相談ください。

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