コラム基礎知識

屋根棟の補修・棟板金交換の費用と時期

2026-05-07

屋根棟の補修・棟板金交換の費用と時期

屋根の棟(むね)は屋根の頂上部分を指し、棟板金(むねばんきん)はその部分に設置された金属製の板のことです。外壁塗装と合わせて屋根工事を行う際に「棟板金の交換も必要」と指摘されるケースが多く、費用や時期について正しく理解しておくことが大切です。

棟板金の劣化サインと確認方法

棟板金は風雨にさらされる部位のため、10〜15年程度で以下のような劣化が現れます。

  • 釘の浮き・抜け釘が錆びて膨張し、抜け出してくる
  • 板金の浮き・めくれ強風で端部が持ち上がった状態
  • コーキングの劣化継ぎ目のシーリング材が硬化・ひび割れ
  • サビ・穴あき金属部分の腐食が進んだ状態
  • 地上からの目視では確認しにくい部位のため、外壁塗装の現地調査時にドローン点検や屋根上の確認を依頼することをおすすめします。

    棟板金交換の費用目安

    棟板金の交換費用は屋根の形状・棟の長さによって異なりますが、一般的な30坪の切妻屋根(棟の長さ約10m)では以下が目安です。

    |---|---|

    外壁塗装と同時施工することで足場費用(15〜25万円)を共有でき、単独での屋根工事より総費用を10〜20万円節約できます。

    交換の適切なタイミング

    棟板金の補修・交換は外壁塗装と同じタイミングで実施するのが最もコスト効率が高い方法です。外壁塗装の目安サイクルである10〜15年に一度の塗り替えに合わせて、棟板金の状態確認と必要に応じた交換を計画しましょう。

    台風被害での保険活用

    棟板金の浮き・めくれが台風や強風被害によるものであれば、火災保険の「風災補償」が適用される場合があります。保険申請には被害箇所の写真・業者の調査報告書が必要です。保険会社への確認と業者との連携を早めに行いましょう。

    まとめ

    棟板金の交換は外壁塗装と同時施工が最も費用対効果の高い方法です。

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