コンクリート打ちっぱなし(打ち放し)の外壁は、独特のテクスチャーが美しくモダンな外観を演出しますが、素材特性上の特別なメンテナンスが必要です。八潮市のようにコンクリート系の建物が多い都市部では、この素材への対応が重要です。
コンクリート打ち放し外壁の主な劣化パターンは「中性化」「ひび割れ」「爆裂」「汚れ・変色」です。中性化はコンクリートがアルカリ性から中性に変化する現象で、内部の鉄筋が錆びる原因になります。ひび割れは乾燥収縮や構造的な応力で発生し、中性化と雨水浸入を加速させます。
コンクリート打ち放し外壁の塗装では「素材感を活かす」か「完全に覆う」かの選択が必要です。素材感を活かす場合は浸透性の撥水材や透明なクリヤー塗料を使用します。コンクリートの質感をそのまま残しつつ、撥水性と防汚性を付与します。費用は1㎡あたり2,000〜4,000円程度です。
完全に覆う場合は弾性塗料などで外壁を塗装します。コンクリートのひび割れ追従性がある弾性塗料が適しており、防水性と耐久性を高めます。ただしコンクリートの打ち放し感は失われます。
コンクリート外壁の塗装で最も重要なのが下地処理です。コンクリート表面の脆弱部分(ぜい弱部)を取り除き、ひび割れを補修した上で適切なプライマーを塗布することで、塗料の密着性と耐久性が大幅に向上します。
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