外壁塗装をしたにもかかわらず数年で塗膜がふくれたりはがれたりするトラブルは、施工不良または素材の問題によって発生します。ふくれ・はがれの原因を正確に把握することで、適切な対処と再発防止が可能になります。
塗膜のふくれ・はがれの最も多い原因が「下地処理の不足」です。高圧洗浄が不十分で旧塗膜の劣化粉(チョーキング)が残った状態で塗装すると、新しい塗料と外壁の密着が悪く、数年でふくれ・はがれが生じます。下塗り材の選択ミスや省略も同様の結果を招きます。
「水分の閉じ込め」もふくれの主要原因です。外壁や旧塗膜に水分が残った状態で塗装すると、乾燥に伴って水蒸気が膨らみ塗膜をふくらませます。高圧洗浄後の乾燥時間が不十分な場合や、雨が降り始めた中での強行施工が原因になります。
「夏の高温による熱膨張」もふくれの原因になることがあります。弾性塗料は特に高温下で膨張しやすく、南面や金属屋根など高温になる箇所でふくれが発生しやすいです。施工時の気温管理と適切な塗布量が重要です。
「素材自体の劣化」が原因の場合は塗料だけでは解決できません。外壁材が腐朽・変形している場合や、モルタルの下地が浮いている場合は、素材の補修・交換が必要です。
ふくれ・はがれが保証期間内に発生した場合は、施工業者に連絡して対応を依頼しましょう。保証期間外の場合は原因を診断した上で、部分補修または全面再塗装の判断が必要です。
塗りくらべーるでは外壁の状態診断から対処法の提案まで対応できる業者をご紹介しています。