コラム基礎知識

吉川市の木造住宅の外壁塗装|木部の特性と耐久性を高める施工法

2027-02-01

木造住宅の外壁(ウッドサイディング・板張り外壁・木部)は、自然素材の温かみが魅力ですが、他の外壁材と比べて防腐・防水管理が重要です。木材は湿気を吸収・放出する性質があり、塗料の選択と施工方法に特別な配慮が必要です。

木部外壁の塗料選びで最も重要なのが「透湿性」です。木材は湿気を吸放出するため、透湿性の低い塗料(造膜型塗料)で密封してしまうと、木材内部の水分が逃げ場を失い塗膜の膨れ・剥がれ・木材の腐朽につながります。木部外壁には「浸透型塗料(含浸型)」が基本で、木材の内部に浸透して保護しながら水蒸気の通り道を確保します。

浸透型塗料には「油性木部保護塗料」「水性木部保護塗料」「キシラデコール」などが代表的です。これらは木目を活かしながら防腐・防水・防虫効果を発揮します。耐用年数は4〜7年程度で、造膜型塗料より塗り替えサイクルが短くなります。

造膜型塗料(アクリル・ウレタン・シリコン系)を木部に使用する場合は、素材が劣化していないこと・適切な下地処理を行うことが重要です。木材のアク・やに・汚れを完全に除去してから施工しないと、後から染み出しによる変色が起きることがあります。

木部外壁の劣化が進んでいる場合(腐朽・割れ・欠損)は、塗装前に腐朽部分の交換や補修が必要です。腐朽した部分を放置して塗装しても、内部からの劣化が続くため意味がありません。

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