コラム基礎知識

地震後の外壁ひびの種類と危険度|自分でわかる判断基準

2026-07-31

外壁のひびにはいくつかの種類がある

外壁に入るひびは原因・形状・深さによって種類が異なります。地震後に確認されるひびが必ずしも緊急対応が必要なものとは限りませんが、放置すると被害が広がるものも存在します。

表面のヘアクラック(微細なひび)

幅0.3mm未満の非常に細いひびを「ヘアクラック」と呼びます。塗膜の表面だけにできているケースが多く、すぐに雨水が浸入するほどではありませんが、放置すると劣化が進みます。地震の振動で塗膜の弱い箇所から発生することがあります。

構造クラック(要注意)

幅0.3mm以上、深さのあるひびを「構造クラック」と呼びます。外壁材・モルタル・コンクリートの内部にまで達している場合があり、ここから雨水が浸入すると構造体の腐食につながるリスクがあります。地震後に新たに発生した構造クラックは、早急に専門業者に確認してもらうことをおすすめします。

ひびの形状による判断

ひびが横方向に入っている場合は、主に縦方向の荷重(建物の重みなど)の影響が考えられます。縦方向のひびは温度変化による膨張収縮、斜め方向のひびは地震・地盤沈下などの影響が出やすいとされています。特に斜め45度のひびは構造的な影響を示すことがあるため注意が必要です。

コーキングのひびと剥離

外壁サイディングの目地コーキングが裂けたり剥がれたりしている場合も早めの対処が必要です。コーキングが損傷すると防水機能が低下し、次の雨で内部に水が入るリスクがあります。

専門業者に確認してもらうべきひびのサイン

幅0.3mm以上のひびがある、ひびの周辺に水染みがある、ひびが複数箇所に同時発生している、というケースは専門業者に早めに診断してもらうことをおすすめします。

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