コラム基礎知識

台風で棟板金が剥がれた・浮いた|火災保険の適用と訪問販売業者の手口に注意

2026-08-15

台風後に棟板金が剥がれた・浮いた場合

棟板金は屋根の頂点部分(棟)に設置される金属板で、雨水の浸入を防ぐ重要な役割があります。台風の強風によって棟板金を固定している釘が抜けたり、板金自体が浮いたり剥がれたりすることがあります。

棟板金が剥がれると屋根内部に雨水が浸入しやすくなり、雨漏りや野地板の腐食につながります。台風後は屋根の状態を確認することをおすすめします(屋根への登頂は危険なため業者に依頼しましょう)。

棟板金の台風被害は火災保険の対象になる

火災保険の「風災」補償が付いている場合、台風による棟板金の剥がれ・浮きは補償対象です。風速が一定以上(多くの保険で秒速15m以上)の暴風が原因の損傷が対象となります。

申請の際は台風が通過した日時と気象情報を記録し、棟板金の状態を写真で記録しておきましょう。修理前に保険会社に連絡して鑑定を受けることが重要です。

訪問販売業者の手口に注意

台風後に「お宅の棟板金が浮いています。このまま放置すると屋根全体が飛んで、隣家に損害を与える可能性があります。今すぐ直さないと大変なことになります」などと不安を煽る訪問販売業者がいます。

棟板金の浮きは確かに修理が必要な状態ですが、「屋根全体が飛ぶ」ような極端な表現で急かしてくる業者には注意が必要です。まず複数業者に点検を依頼して実際の状況を確認しましょう。

台風後は業者の繁忙期になるため、「今日中に決めれば安くします」という言葉で急かすケースがあります。焦らず複数社で比較することをおすすめします。

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