1年点検が重要な理由
外壁塗装後1年が経過するということは、春・夏・秋・冬の四季をひと通り経験したことになります。この1年間の気候変化によって、塗膜・コーキング・付帯部分(雨樋・破風板など)の状態がどのように変化したかを確認するのが「1年点検」の目的です。
特に以下のような気候的ストレスを経た後の状態確認が重要です。
1年点検で確認すべき項目
外壁全体の目視チェック
各方位(南・北・東・西)の外壁面を個別に確認します。特に北面は日が当たらず湿度が高いため、コケ・藻・カビの発生に注意します。
チョーキングの有無
手のひらで外壁面をこすって白粉が付く場合は、紫外線による塗膜劣化が始まっているサインです。施工後1年でのチョーキングは早期劣化として業者へ確認が必要です。
クラック(ひび割れ)の確認
外壁面に新たなひび割れが発生していないか確認します。ヘアクラック(幅0.3mm未満)は正常範囲内のこともありますが、幅0.5mm以上のクラックは要注意です。
コーキングの柔軟性
コーキングを指で軽く押してみて、硬くなっていないか確認します。施工後1年でひどく硬化している場合は、施工品質に問題がある可能性があります。
付帯部の塗膜確認
雨樋・破風板・鼻隠し・霜除けなどの付帯部も確認します。外壁と同じ塗料で塗られていますが、付帯部のほうが劣化が早いケースもあります。
業者への報告と対応依頼
1年点検の結果、問題が見つかった場合は写真を撮って業者へ報告します。多くの業者では5年・10年の保証期間を設けているため、保証の範囲内であれば無償補修が受けられます。
まとめ
1年点検は「問題があってから対処する」のではなく「問題が小さいうちに発見して対処する」ことが目的です。保証書を手元に準備して、施工業者へ点検依頼の連絡をしましょう。
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