コラム塗料・製品

外壁塗装の色あせが早い原因と防ぐ塗料選び

2026-05-29

外壁塗装の色あせが早い原因と防ぐ塗料選び

外壁塗装が完了してから数年で色あせが目立ち始めた、という声をよく聞きます。外壁の色あせには様々な原因があり、それを知ることで長持ちさせる塗料選びができます。

色あせが早く起きる原因

**原因1:紫外線(UV)**

外壁の色あせの最大の原因が紫外線です。特に南面・西面は日照時間が長く、色あせが早く進みます。鮮やかな原色(赤・青・黄)は紫外線による色素分解が起きやすく、特に早く色あせが目立ちます。

**原因2:塗料のグレードが低い**

安価なアクリル系・ウレタン系塗料は耐候性が低く、5〜8年で著しく色あせします。高性能な塗料(フッ素・無機系)は紫外線への抵抗性が高いため、15〜25年後も発色を保ちやすいです。

**原因3:色の選択ミス**

鮮やかな原色や濃い色は色あせが目立ちやすいです。ベージュ・グレー・白系の淡い色は色あせが目立ちにくく、長期間美観を保ちやすいです。

**原因4:施工不良**

下塗りが不十分だったり、中塗り・上塗りの乾燥が不十分なまま重ね塗りすると、塗膜の密着が悪くなり早期の色あせ・剥がれにつながります。

**原因5:日あたり・環境条件**

工場・幹線道路沿いの住宅では排気ガス・酸性雨による化学反応で色あせが早まります。また、海岸近くでは塩害による腐食が色あせとともに進行します。

色あせを防ぐ塗料の選び方

**高耐候性塗料を選ぶ**

|---|---|---|

**UVカット機能付き塗料を選ぶ**

紫外線吸収剤・光安定剤を配合した塗料は、通常の塗料より色あせが遅い傾向があります。代表的な製品として、日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」・関西ペイント「アレスダイナミックTOP」などがあります。

**色選びで色あせを目立たなくする**

  • 白・アイボリー系:汚れは目立つが色あせは目立たない
  • グレー系:汚れ・色あせの両方が目立ちにくい(最もおすすめ)
  • ベージュ・クリーム系:自然な風合いで色あせが目立ちにくい
  • 鮮やかな原色:色あせが目立ちやすい(特に赤・青・黄)
  • 施工面での色あせ防止ポイント

  • 3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)を徹底する業者を選ぶ
  • 各工程間の乾燥時間をしっかり確保する
  • 施工後の色を確認できる検査(仕上がり検査)を実施する業者を選ぶ
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