コラム塗料・製品

遮熱・断熱塗装で電気代はどれくらい下がるか

2025-08-10

遮熱・断熱塗装とは

遮熱塗料は太陽の赤外線を反射して外壁・屋根の温度上昇を抑える塗料です。断熱塗料は熱の移動を遮断し、外気温の影響を室内に伝えにくくします。どちらも夏の室温上昇を抑え、冷房効率を高める効果があります。

遮熱・断熱塗装の効果

屋根への遮熱塗装効果

一般的なカラーベスト(スレート屋根)に遮熱塗料を塗った場合、屋根表面温度を10〜20℃程度低下させる効果があります。室内温度は1〜3℃の低下が期待できます。

外壁への断熱塗装効果

外壁に断熱塗料を使用すると、熱貫流率(熱の伝わりやすさ)が改善され、夏の冷房・冬の暖房両方の効率が向上します。

電気代削減の目安

条件年間削減額の目安
屋根・外壁に遮熱+断熱塗装(30坪)1〜3万円/年
屋根のみ遮熱塗装5,000〜15,000円/年
外壁のみ断熱塗装3,000〜10,000円/年

※削減額は住宅構造・断熱材の有無・使用冷暖房機器・生活スタイルによって大きく異なります。

主な遮熱・断熱塗料と費用比較

塗料名メーカー単価目安特徴
サーモアイSi日本ペイント3,500〜5,000円/㎡屋根用遮熱。高い遮熱性能
クールタイトSiエスケー化研3,500〜4,500円/㎡屋根遮熱。コスパが良い
ガイナ日進産業5,000〜8,000円/㎡外壁・屋根兼用断熱。断熱・遮熱の両方に対応
アレスクールSi関西ペイント3,000〜4,500円/㎡外壁用遮熱。コスパが良い

費用対効果の試算

遮熱・断熱塗装のコストアップ分(通常塗料との差額)が30坪の外壁・屋根で15〜25万円だった場合、年間1万円の電気代削減なら回収に15〜25年かかる計算です。省エネ効果だけで費用回収するのは難しいですが、快適性の向上・塗料自体の高耐久性(フッ素・ラジカル系との組み合わせで15〜20年)を合わせて総合的に判断しましょう。

まとめ

遮熱・断熱塗装は電気代の削減効果があるものの、効果は住宅条件によってばらつきがあります。省エネ効果に加え、快適な室内環境・高耐久性のトータルメリットで判断することをおすすめします。

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