外壁塗装で火災保険が使える条件
外壁の損傷が「台風・強風・雹(ひょう)・雪・落雷」などの自然災害によるものであれば、火災保険の風災補償・雪災補償の対象になる場合があります。
ただし、以下の条件を満たす必要があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 損害の原因 | 台風・強風(最大瞬間風速17m/s以上)・雹・雪・落雷などの自然災害 |
| 損害金額 | 保険会社が定める免責金額(一般的に3万円〜20万円)を超えること |
| 申請期限 | 損害発生から3年以内(民法の消滅時効による) |
| 保険の種類 | 火災保険(特約で風災・雪災・雹災が付いているもの) |
「経年劣化」「施工不良」「鳥獣被害」「地震」による損傷は補償対象外です。
火災保険申請を自分でやる手順
**ステップ1:保険証券・保険会社を確認する**
まず自宅の火災保険の証券を確認し、保険会社・契約内容・補償の種類を確認します。見当たらない場合は加入した保険代理店や銀行に問い合わせます。
**ステップ2:損傷箇所を写真で記録する**
損傷箇所を複数の角度・距離から写真撮影します。損傷の状況が明確に分かる写真が審査に重要です。
**ステップ3:保険会社に連絡して申請意思を伝える**
保険会社のフリーダイヤルまたはWeb窓口から「保険金請求の申し出」を行います。この時点では損害調査員が来る前の予備連絡です。
**ステップ4:外壁塗装業者に調査・見積もりを依頼する**
保険申請には「修繕見積書」が必要です。外壁塗装業者に現地調査を依頼し、損傷箇所の詳細見積もりを作成してもらいます。
**ステップ5:必要書類を揃えて申請する**
必要書類の例:
**ステップ6:損害調査員(アジャスター)の調査を受ける**
保険会社が派遣する損害調査員が現地を調査します。調査時には、被害箇所と被害の原因(台風・強風など)を明確に説明できるよう準備してください。
**ステップ7:保険金の認定・受け取り**
審査の結果、保険金額が認定されると1〜2週間以内に振り込まれます。
注意すべきポイント
**「保険申請代行業者」に注意**
近年、「保険申請代行」をうたって高額の手数料を請求する悪質業者が増えています。申請自体は自分でできるため、代行業者を安易に利用しないでください。
**申請が認められなかった場合でも費用はかからない**
申請が却下されても保険会社への費用負担はありません。ただし、悪質な代行業者に依頼した場合は代行手数料を請求されることがあるため注意が必要です。
費用と保険金の関係
| 修繕費用 | 保険金の目安 | 自己負担の目安 |
|---|---|---|
| 20万円(免責3万円の場合) | 17万円 | 3万円 |
| 50万円 | 47万円 | 3万円 |
| 100万円 | 97万円 | 3万円 |
※免責金額は保険契約によって異なります。
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