コーキング材(シーリング材)とは
外壁のサイディングパネルの継ぎ目(目地)や窓まわりには、コーキング材(シーリング材)が充填されています。コーキング材は外壁の防水性を保ち、建物の動きに追従して気密性を維持する役割があります。
外壁塗装時にコーキングを打ち替えるのが一般的ですが、使用するコーキング材のメーカーや種類によって耐久性が異なります。
主要メーカーと特徴
1. オートクレーブ(Autoclaved)
コーキング材メーカーとして国内トップシェアを誇ります。「オートンイクシード」シリーズは耐用年数20年以上を謳う高耐久製品で、プロの塗装業者に広く採用されています。
2. サンスター技研
「ペンギンシール」シリーズが有名で、耐候性・耐水性に優れた変成シリコン系のラインナップが充実しています。目地幅や用途に応じて選べる製品数の多さが特徴です。
3. セメダイン
DIY向け製品も揃えていますが、プロ向けには「PRO」シリーズが使われます。汎用性が高く、コストパフォーマンスに優れた製品が多いです。
4. コニシ(ボンドシーラント)
「ボンドシール」シリーズは施工性が高く、日本の気候条件に最適化された処方が特徴です。耐候性・耐久性ともに安定しています。
コーキング材の種類と選び方
変成シリコン系(MS)
外壁の目地・窓まわりに最も多く使われます。塗装後の塗料との相性が良く、仕上がりがきれいです。耐用年数は一般品で10〜15年、高耐久品で20年以上。
ポリウレタン系(PU)
弾性があり、動きの多い目地に適しています。塗装との相性は良いですが、直射日光によって劣化しやすいため、塗装仕上げが必須です。
シリコン系
防水性は高いですが、表面に塗料が乗りにくいため外壁の目地には不向きです。浴室・水回りのシーリングに使われます。
コーキングの打ち替えvs増し打ち
既存のコーキングを完全に撤去して新しく充填する「打ち替え」と、既存の上から重ねる「増し打ち」があります。耐久性の観点から「打ち替え」が推奨されます。増し打ちは費用は安いですが、数年で剥離するリスクがあります。
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