コラム基礎知識

外壁の腐食・木部の腐りが進行していたら塗装で直せるか

2025-07-04

外壁の腐食はなぜ起きるのか

外壁の腐食(腐り)は主に「水分の浸入」が原因です。塗膜の劣化・ひび割れ・シーリングの剥離から雨水が侵入し、外壁材や木部の内部に水分が留まり続けることで腐食が進行します。特に以下の箇所でトラブルが多く発生します。

  • **窓周りのシーリング剥離部分**
  • **外壁と基礎の取り合い部**
  • **ベランダ・バルコニーの床と壁の接合部**
  • **軒天・破風板などの木部**
  • 腐食の程度による対応の分類

    軽度(表面のみ)

    塗膜が剥がれた程度で、外壁材本体には腐食が及んでいない状態です。この段階であれば、腐食部分を削り取り、補修材(エポキシパテ等)で成形した後に塗装することで対応できます。費用は部分補修+塗装で3〜10万円程度です。

    中度(外壁材の一部が損傷)

    外壁材(サイディング・モルタル)の内部まで腐食が進んでいる場合は、該当部分のみを張り替えてから塗装します。部分張り替え+塗装の費用は15〜40万円程度になります。ただし、同じ柄のサイディングが廃番になっていると色・柄が合わなくなる場合があります。

    重度(構造材まで腐食が及ぶ)

    外壁材の内側にある断熱材や柱・胴縁まで腐食している場合は、塗装での対応は不可能です。外壁材を全面撤去して構造材の補修・防腐処理を行った後、新規外壁材の張り替えと塗装が必要になります。費用は50〜200万円以上になるケースもあります。

    木部(軒天・破風板・格子)の腐食

    木部は塗膜が最も剥がれやすく、腐食が進みやすい部位です。

    腐食の進行チェックリスト

  • 手で押すと柔らかくなっていないか
  • 表面が黒ずみ、繊維が露出していないか
  • スクリュードライバーで刺すと深く刺さらないか
  • 軽度の腐食であれば木部用防腐処理剤(エポキシ系木材硬化剤)を浸透させた後に塗装することで強度を回復できます。腐食が全体の3割以上に及ぶ場合は、交換を検討してください。

    木部補修・塗装の費用目安

    |---|---|

    塗装前の診断が重要

    「まだ塗れるかどうか」を素人目で判断することは難しく、実際に剥がして確認しないと腐食の深さがわからないケースがほとんどです。見積もり時に外壁診断(打診・目視)を丁寧に行ってくれる業者かどうかが、適切な補修提案を受けられるかどうかの分かれ目になります。

    まとめ

    外壁の腐食は発見が遅れるほど修繕費用が膨らみます。塗りくらべーるで無料相見積もりを依頼し、腐食診断に実績のある業者に早めに相談することをおすすめします。

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