外壁のカビ・藻・コケとは
外壁に黒ずみ・緑色・茶色の汚れが見られる場合、多くはカビ・藻・コケが原因です。これらは外壁の湿気・日陰・有機物を栄養源に繁殖し、放置すると外壁を侵食して劣化を早めます。特に埼玉東部エリアは夏の高温多湿でカビ・藻が発生しやすい環境です。
カビ・藻・コケの違い
| 種類 | 見た目 | 発生場所 |
|---|---|---|
| カビ | 黒〜茶色、斑点状 | 北向き・日陰の外壁 |
| 藻(クロロフィル系) | 緑色、表面を覆う | 湿気が多い面・川沿い |
| コケ | 濃い緑・苔状 | 北向き・日当たりが悪い面 |
防カビ・防藻機能付き塗料の種類
1. 防藻・防カビ剤配合シリコン塗料
最も普及している防藻・防カビ塗料です。抗菌成分(イソチアゾリノン系など)を配合し、藻・カビの発生を長期間抑制します。
| 製品例 | メーカー | 耐久年数目安 |
|---|---|---|
| パーフェクトトップ | 日本ペイント | 15〜20年 |
| アレスダイナミックTOP | 関西ペイント | 15〜20年 |
| ファインシリコンフレッシュ | 日本ペイント | 10〜15年 |
2. 光触媒塗料
太陽光(紫外線)の力で有機物(カビ・藻)を分解・除去する塗料です。雨水で汚れが流れやすくなる「セルフクリーニング効果」も持ちます。初期費用は高めですが、長期間メンテナンスが不要です。
3. 無機系塗料
カビ・藻の栄養源となる有機物を含まないため、発生しにくい性質を持ちます。耐久性が20年以上と非常に高く、長期コストで見るとお得な選択肢です。
防カビ・防藻塗料の費用相場
30坪住宅での費用目安
| 塗料種別 | 工事費用目安 |
|---|---|
| 防藻剤入りシリコン塗料 | 100〜140万円 |
| 光触媒塗料(外壁のみ) | 100〜150万円 |
| フッ素系防藻塗料 | 95〜145万円 |
| 無機系塗料 | 110〜180万円 |
防カビ・防藻効果の持続期間
塗料の効果は年数とともに低下します。抗菌・防藻剤の効果持続期間の目安は以下の通りです。
| 塗料種別 | 効果の持続期間 |
|---|---|
| シリコン系防藻塗料 | 7〜12年 |
| フッ素系防藻塗料 | 12〜18年 |
| 光触媒塗料 | 20年以上(要洗浄) |
| 無機系塗料 | 20年以上 |
施工前のカビ・藻除去が重要
防カビ・防藻塗料を塗る前に、既存のカビ・藻を完全に除去することが必須です。高圧洗浄だけでは取り切れない場合、バイオ洗浄(防カビ剤を使った洗浄)を行います。バイオ洗浄の費用は1平米あたり500〜1,000円の追加が目安です。
まとめ
防カビ・防藻機能付き塗料は外壁の美観を長期間保つ効果があります。30坪で80〜180万円が目安。施工前のバイオ洗浄と防藻塗料の組み合わせで再発を長期間抑制できます。
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