外壁塗料の退色とは何か
外壁の色が年月とともに薄くなったり、変色したりする現象を「退色(たいしょく)」といいます。退色は美観の問題にとどまらず、塗膜の防水性能の低下と密接に関係しているため、塗料選びの際に退色性能を確認することは非常に重要です。
退色が起きる主な原因
外壁塗料が退色する主な原因は以下のとおりです。
退色テストの方法
塗料メーカーでは「耐候性試験」として、促進耐候性試験機(ウェザーメーター)を使って塗膜の退色・劣化度を評価しています。
主な試験規格:
これらの試験結果は塗料メーカーのカタログや技術資料に記載されており、色差(ΔE値)で評価されます。ΔEが小さいほど退色しにくい塗料です。
塗料グレード別の退色性能
| 塗料の種類 | 耐候性 | 実用耐用年数目安 |
|---|---|---|
| ウレタン系 | 低め | 8〜10年 |
| シリコン系 | 標準 | 10〜15年 |
| フッ素系 | 高い | 15〜20年 |
| 無機系 | 最高水準 | 20〜25年 |
ただし、同じ「シリコン系」でもメーカーや品番によって退色性能に大きな差があります。カタログのΔE値や試験結果を確認することが重要です。
退色しにくい色の選び方
色の種類によっても退色しやすさが異なります。一般的な傾向として:
退色を最小限にするための工夫
塗料選びで後悔しないために
外壁塗装は費用が大きい工事です。10〜20年後の美観を維持するためにも、退色テストのデータを確認した上で塗料を選ぶことが大切です。業者に「この塗料の耐候性試験データを見せてください」と質問することを躊躇しないでください。
塗りくらべーるで無料相見積もりを取得すると、複数の業者から塗料グレードや仕様の比較ができます。退色が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。