遮熱塗料と断熱塗料:何が違う?
外壁・屋根の塗装で「遮熱」「断熱」という言葉がよく登場しますが、この二つは仕組みが異なります。
遮熱塗料
遮熱塗料は太陽光の近赤外線を反射させることで、外壁・屋根の表面温度上昇を抑える塗料です。反射率の高い特殊な顔料(セラミックや中空ビーズ)が配合されており、一般塗料に比べて表面温度を10〜20度下げる効果があります。
断熱塗料
断熱塗料は塗膜内に熱を通しにくい素材(中空セラミックビーズ等)を含み、外気温が内部に伝わるのを抑える塗料です。遮熱と断熱の両機能を持つ製品が多く、冬の保温効果も期待できます。
耐熱塗料とは
工業用の「耐熱塗料」は主に機械・配管・焼却炉など超高温環境向けで、一般住宅の外壁には通常使用しません。住宅外壁で「耐熱」とされる場合は遮熱・断熱機能を指すことがほとんどです。
埼玉東部の猛暑対策としての効果
埼玉県は全国でも気温が高く、熊谷市などは国内最高気温41.1度を記録しています。埼玉東部エリア(春日部・越谷・草加など)でも夏の最高気温が38〜40度に達することがあり、遮熱・断熱塗料の需要が高まっています。
屋根の遮熱塗装を行うと、室内温度が2〜5度下がる効果が報告されており、エアコンの電気代削減にもつながります。
塗料選びのポイント
遮熱・断熱塗料は通常の塗料より10〜30%程度高価ですが、冷暖房費の節約効果で中長期的にコスト回収が見込めます。
まとめ
遮熱塗料は太陽熱の反射、断熱塗料は熱の伝わりを抑える機能を持ちます。埼玉東部の猛暑対策には特に屋根への遮熱塗装が効果的で、費用は30坪住宅で35〜55万円程度が目安です。
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