コラム費用・価格

外壁塗装の価格が2025〜2026年に上がっている理由

2026-04-20

外壁塗装の価格が上がっている3つの主な理由

2020年代に入り、外壁塗装の費用は全国的に上昇傾向にあります。埼玉東部エリアの業者に取材した情報をもとに、価格上昇の実態と対策をお伝えします。

理由1:塗料原材料費の高騰

外壁塗装に使われる塗料の多くは石油由来の原材料を使用しています。2022年以降の原油価格上昇・円安進行により、主要メーカー(日本ペイント・関西ペイント・SK化研など)が塗料価格を5〜15%値上げしています。2026年現在も価格は高止まりの状態が続いています。

理由2:足場資材・人件費の上昇

外壁塗装の費用の約15〜20%を占める足場費用も、鋼材費の上昇により値上がりしています。また、建設業界の人手不足と最低賃金の引き上げにより、職人の人件費も年々上昇しています。熟練塗装職人は特に不足しており、日当ベースで2020年比20%以上上昇している地域もあります。

理由3:廃材処理・環境対応コストの増加

産業廃棄物の処理費用や、VOC(揮発性有機化合物)規制への対応コストが増加しており、これらが見積もりに反映されるようになっています。

価格上昇の具体的な影響

  • 2020年:30坪の外壁+屋根塗装 → 約90〜110万円
  • 2026年:30坪の外壁+屋根塗装 → 約110〜145万円
  • おおよそ20〜30%程度の価格上昇が見られます。

    費用を抑える3つの対策

  • **相見積もりを必ず実施する**:3社以上から見積もりを取り、適正価格を把握する
  • **補助金・助成金を活用する**:各市町村の省エネ改修助成制度を利用する(最大10〜20万円)
  • **閑散期(1〜2月・6月)に施工する**:業者によっては繁忙期より5〜10%安くなることも
  • 今後の見通し

    建設業の2024年問題(時間外労働規制)の影響で、2026〜2027年にかけてさらに人件費が上昇する可能性があります。外壁の劣化が進んでいる場合は、早めの施工がコスト面でも合理的です。

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