コラム基礎知識

夏の猛暑日に外壁塗装はできるか?高温時の塗装リスク

2025-09-09

日本の夏は年々気温が上がり、35℃を超える猛暑日が続くことも珍しくなくなりました。「夏に外壁塗装を頼んだら問題ないの?」という疑問を持つ方に向けて、高温時の塗装リスクと対策を解説します。

高温・猛暑日の塗装リスク

外壁塗装は一般的に気温5〜35℃、湿度85%以下が適切な施工条件とされています。猛暑日(35℃超)には以下のリスクが生じます。

**乾燥が速すぎる問題**

塗料が乾燥しすぎて、ローラーや刷毛の跡が残りやすくなります。また、均一に塗り広げる前に表面が固まってしまい、仕上がりムラが発生しやすくなります。

**気泡・ブリスターの発生**

外壁面の温度が高すぎると、塗料内の溶剤が急激に蒸発して気泡(ブリスター)が生じます。これは後で膨れや剥がれの原因になります。

**下地の熱膨張**

金属系サイディングや金属屋根は高温時に膨張し、塗装後の収縮で塗膜が剥離するリスクがあります。

夏場の施工対策

プロの塗装業者は夏場に以下の対策を取ります。

  • 早朝・夕方の比較的涼しい時間帯に塗装作業を行う
  • 外壁面に日よけシートを活用して直射日光を遮る
  • 作業開始前に外壁面に水をかけて温度を下げる(外壁材によっては不可)
  • 気温・湿度の管理を徹底し、施工条件を満たさない時間は作業を止める
  • 夏は塗装できないわけではない

    猛暑日でも適切な時間帯と手順を守れば施工は可能です。むしろ冬よりも塗料の乾燥は早く、工期が短縮できるメリットもあります。信頼できる業者は気象条件に合わせて適切に工程を調整します。

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