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熊本地震で横行したブルーシート詐欺の実態|他県から来る業者に要注意

2026-08-04

ブルーシートをかけるだけで高額請求

2016年の熊本地震後、もっとも多く報告された被害トラブルの一つが「ブルーシート商法」です。屋根に被害が出て雨漏りが心配になった住民のもとに訪問業者が来て、「応急処置でブルーシートをかけます」と言って作業し、その後数十万円から100万円を超える高額請求を行うケースが続出しました。

ブルーシートで屋根を覆う養生作業自体の適正な費用は、一般的には数万円程度が目安です。それを大幅に超える請求は過大請求の可能性があります。

「無料・格安ブルーシート」からの高額工事へ誘導

さらに巧妙な手口として、「ブルーシートは無料でかけます」と言って入り込み、その後「見たら屋根がひどい状態です。このまま放置すると危ない」と不安を煽って高額な本格工事を契約させるパターンもありました。

ブルーシートが無料でも、後の工事で費用を回収しようとする業者がいます。最初の「無料サービス」は信頼関係を作るための入口に過ぎないことを覚えておきましょう。

わざわざ他県から熊本に来る業者が急増した理由

熊本地震後、関東・中部・近畿など本州の各地から業者が熊本に乗り込んでくるケースが相次ぎました。なぜ遠方からわざわざ来るかというと、それだけ「儲かる」からです。

被災した住民は不安と焦りから冷静な判断が難しく、高額な契約でも受け入れてしまいやすい状態になっています。さらに被災地には補助金や義援金が入ることも知られており、「お金が入る前提での契約」を狙う業者もいたとされています。

遠方から来る業者ほど警戒が必要な理由

地元や近隣エリアに拠点がない業者は、工事後のアフターフォローができません。問題が起きても連絡が取れなくなるリスクが高く、法的手段を取ろうとしても相手が遠方にいる場合は対応が困難になります。

熊本で起きたことが他の地域で繰り返されないよう、「自分の地域ではない場所から来た業者」に対しては特に慎重に対応することが大切です。

被災後に訪問業者が来たときの正しい対応

まずその場で契約しないことが最大の防衛策です。「検討します」と言って帰ってもらい、地元や周辺地域に拠点がある業者を複数探して見積もりを比較してから決断しましょう。

クーリングオフ(契約書面受け取りから8日以内)も覚えておくと、万が一のときに役立ちます。

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