外壁塗装業者の倒産リスクと保証を守る方法
外壁塗装には10年保証・15年保証がついていることが多いですが、工事後に業者が倒産してしまった場合、保証はどうなるのでしょうか。このリスクと対策を詳しく解説します。
業者倒産時の保証の現実
外壁塗装業者が発行する「自社保証」は、その業者が存続していることを前提にしています。業者が倒産・廃業すると、自社保証は基本的に無効になります。保証期間内に不具合が発生しても、補修対応を受けられなくなります。
建設業界全体の倒産件数は年間1,000〜1,500件程度あり、中小の塗装業者も例外ではありません。10年保証を信じて工事を依頼したものの、5年後に業者が消えていたという事例は実際に起きています。
倒産リスクを下げる業者選びのポイント
#### 1. 設立年数を確認する
創業10年以上の業者は経営基盤が安定しています。設立1〜3年の新規業者は技術力があっても経営リスクが高い場合があります。
#### 2. 建設業許可を確認する
国土交通省または都道府県知事の建設業許可を持つ業者は、一定の経営基盤が求められます。許可番号は見積書や契約書に記載されているはずです。
#### 3. 第三者保証サービスを利用する
塗料メーカー(日本ペイント・関西ペイント・SKKなど)が提供するメーカー保証制度を活用すれば、業者が倒産してもメーカーが保証します。ただし、メーカー認定店での施工が条件です。
#### 4. 業界団体への加盟を確認する
日本塗装工業会(JAPCA)や各都道府県の塗装工業組合に加盟している業者は、一定の審査を経ています。
塗料メーカー保証の活用
日本ペイントの「ニッペガード10」やSKKの「施工保証」など、塗料メーカーが直接発行する保証は業者倒産後も有効です。費用は若干高くなりますが、長期的な安心を買う意味で有効な選択肢です。
保証書の保管と内容確認
工事完了後に受け取る保証書は大切に保管してください。保証内容(何が保証され何が対象外か)・保証期間・連絡先を確認し、写真とあわせてデジタル保存しておくと安心です。
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