外壁塗装の施工記録写真はなぜ重要なのか
外壁塗装は足場を解体した後に「本当にきちんと施工されたか」を確認するのが非常に困難な工事です。特に塗料の塗り回数(2回塗りか3回塗りか)・シーリングの充填状況・下地処理の丁寧さなどは、完成後では目で見て判断することがほぼできません。だからこそ、工事中の施工写真が非常に重要な記録となります。
写真を撮ってもらうべき工程
以下の工程は特に重点的に写真を残してもらいましょう。
**1. 高圧洗浄後の外壁状態**
高圧洗浄でどれだけ汚れや旧塗膜が除去されたかを確認できます。洗浄不十分だと新しい塗料の密着性が下がります。
**2. シーリング(コーキング)の打替え作業**
外壁材の目地部分のシーリングを打ち替える際、既存シーリングを撤去しているか、プライマー(密着剤)を適切に塗布しているかが写真で確認できます。手抜きをすると数年で剥がれが生じます。
**3. 下塗り(プライマー・シーラー)施工後**
下塗りは上塗り塗料が外壁に密着するための重要な工程です。適切に施工されているかを写真で確認しましょう。
**4. 中塗り施工後**
中塗りの色が分かるものが理想です。下塗り・中塗り・上塗りと色が変わっていれば3回塗りが確認できます。
**5. 上塗り(仕上げ塗り)後**
完成に近い状態の写真です。塗りムラや塗り残しがないかを確認できます。
写真のもらい方
工事開始前に業者に「工程写真を撮影して後でいただけますか」と依頼しましょう。多くの優良業者では標準的なサービスとして提供しています。写真の提供を拒否または渋る業者は、施工品質に自信がない可能性があります。
写真はデジタルデータ(USBメモリ・メール添付・クラウドリンク)でもらうのが保管に便利です。A4サイズの施工記録書として製本して渡してくれる業者もあります。
写真が役立つシーン
施工写真は以下のシーンで重要な役割を果たします。
施工記録と保証書はセットで保管
施工写真は保証書・工事契約書・見積書とセットで保管することをおすすめします。これらの書類は10〜15年後の次回塗り替えや、家の売却時にも役立ちます。
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